今回の投稿からは、200種類以上ある馬の品種(種類)について発信していきます。
まず最初にご紹介するのが、馬の品種の中で、最も数の多い「クォーターホース」(正式名:アメリカン・クォーター・ホース)についてです。
クォーターホースの歴史
クォーターホースの歴史は、17世紀にスペイン、イギリスから北アメリカ大陸に持ち込まれた馬に、アラブ、バルブ、トルコマン等を交配し、作出され、約400mの短距離の競馬に用いる為に改良され、産まれました。
この「クォーター」の名は、400mをアメリカでは、1マイル(約1200m)の4分の1をクォーターと呼ぶ為、このように名付けられました。
現在は、全世界で400万頭以上が登録されており、数ある馬の中で最も頭数の多い品種です。
クォーターホースの特徴
クォーターホースの特徴をまとめると以下の通りです。
- 体高 :152~162cm
- 体重 :約400kg
- 体型 :ややがっしりとした筋肉質の体型
- 得意 :短距離(急発進、急停止)
- 活躍の場 :乗用、競争用、牧畜作業、ウエスタン
- 性格 :温順
- 食事 :粗食にも耐える。
- 毛色 :単色で栗毛が多い
- 原産地 :アメリカ合衆国バージニア州、両カロライナ州
標準体高は152~162cm、標準体重は400㎏とサラブレットに比べて小柄ですが、ややがっしりした筋肉質の体型をしています。
得意分野は、短距離走で、瞬発力に優れているので、急発進・急停止等、器用にこなします。
その為、カウ・ポニーとしてウエスタンスタイルの馬術競技場にはなくてはならない存在です。
また、短距離なら、サラブレッドにも負けない走力をもっております。
日本では、400m(クォーター)のレースがない為、見かけないですが、アメリカでは、クォーターレース用の馬として活躍しております。
このように得意分野は、短距離走ですが、温順な性格、粗食にも耐える丈夫な体の為、短距離走、ウエスタン以外にも、乗用馬、馬術競技用場、ポロ競技場、狩猟馬と、用途はかなり広く、馬ができそうなことは、基本的に何でもこなす、オールマイティーな品種です。
クォーターホースとして認められるには?【血統】
基本的には、両親がクォーターホースでなければ、「クォーターホース」として認められません。
「クォーターホース」にハーフはいないということです。
しかし、例外的にサラブレッドに対しては認められる場合があります。
一方の親が、サラブレッドの場合、能力と外豹審査でクォーターホースと認められる場合があります。
まとめ
今回はアメリカ原産のクォーターホースについてご紹介しました。
次回は、同じくアメリカ合衆国が原産地の、「アメリカン・ミニチュア・ホース」についてご紹介します✨
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